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2009年10月28日

経営革新承認!アーキネット京都インタビュー

2009年10月22日付け京都新聞に発表されましたが、京都商工会議所支援によって、(株)アーキネット京都 様(建築設計事務所・代表取締役 黒木 幹雄氏) http://archinet-kyoto.com/ が経営革新計画の承認を受けられました。おめでとうございます!
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経営革新計画承認事業名: 「まちづくりの核となる建物再生のワンストップサービス」
株式会社アーキネット京都 (建築設計事務所・京都市中京区)
http://archinet-kyoto.com/ 
代表取締役 黒木 幹雄
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黒木社長に、担当の知恵ビジネス推進室 谷口支援員がインタビューしました。

QⅠ.経営革新を取ろうとしたきっかけはなんですか

弊社は10年にわたり建築設計業を営んできましたが、設計という職種柄、他社との差別化に頭を悩ましていました。そんな折、一昨年リノベーションを用いたビル再生を提案した結果、予想以上の結果をもたらすことができました。そして昨年の世界同時不況による建築業界の不振を受け、ビル再生事業を用いた他社との差別化を進める上で、客観的かつ権威のある評価を頂きたいと思い、経営革新の認定を目指そうと思いました。

Q2.京都商工会議所の支援はいかがでしたか

建築設計業という技術職を主力事業としている弊社には、経営的なノウハウや知識が不完全であり、承認を頂く上でのしょう害となっておりました。

そのような状況の中、知恵ビジネス推進室の谷口様やスタッフの方々が弊社の想いや熱意というものを感じて頂き、こちらが用意する不完全な原稿や資料に対し、的確なアドバイスをくださったことで、認定に至る申請書や補足シートが出来上がったと思っております。

承認後にも親身になってアドバイスや情報をくださり、社員共々非常に感謝しております。

Q3.今回の計画でのポイントは

京都市内には収益の悪化した中古オフィスビルが多く現存しています。以前であれば、建替えることで高さや床面積を大きく増やして、収益を上げる手法が一般的でしたが、不況に加え、京都市新景観条例によって大幅に高さなどの規制が強化され、その手法が非常に困難になりました。

それに比べて、「リノベーション」という再生手法は、低コスト・短期間で収益を向上させることができます。単に改装するというのではなく、ビルや街の特性を考え、それに合った用途・使い方を検討し、提案します。

さらに弊社は、不動産会社や会計事務所、WEB会社などとプロジェクトチームを結成し、企画段階から賃貸広告・募集まで一貫して請け負うため、オーナーにとって非常に利便性が高いサービスです。

Before:



After:



Before:



After:



Q4.実際に取ってみてどうでしたか

まだ、承認を頂いて1ヶ月ほどなので大きな変化などはまだありませんが、様々な取引先との話の中で、驚かれることが多いです。

商工会議所様のホームページに掲載していただいたこともあって、弊社HPのHIT件数も倍増しております。何よりも経営革新計画承認という強い武器を得たことで、大きな自信と希望をもつことができたことが現段階では一番大きなことです。

Q5.今後の意気込みをお聞かせください

承認を頂いたことでまず一安心ですが、計画の遂行が一番大事ですので一刻も早く目標を達成しなければなりません。ちょうど神戸と東京で工事中の建物が来月中に完成するので、その結果も分析して今後に活かしていきます。

来年に開催される中小企業総合展への出展も考えており、認知度向上とブランド確立の実現に向け努力していきたいと思います。




   


Posted by 知恵ビジ at 10:47Comments(0)独り言