2011年05月06日
株式会社最上インクス「知恵の経営」実践モデル企業に認証
京都商工会議所 知恵産業推進室の支援先である株式会社最上インクス(代表取締役・
鈴木滋朗社長)が京都府知恵の経営実践モデル企業に認証されました。
最上インクスさんは、「薄板金属加工のものづくりモール」をコンセプトに掲げ、
経済産業省の「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれるなど、
試作において他の会社の追随を許さない独自の強みを持つ企業です。
今回は、鈴木社長に、報告書作成を支援した知恵産業推進室の佐々木・谷口支援員が
インタビューしましたので、ご紹介させていただきます。
■会社概要
【会社名】 株式会社最上インクス
【創 業】 1950年12月16日
【 代 表 者 】 鈴木 滋朗
【従 業 員 数】 97名
【事 業 内 容】 精密金属加工、試作成形加工、精密金型製造
【本社所在地】 京都市右京区西院西寿町5番地
【Webサイト】 http://www.saijoinx.com
Q 知恵の経営報告書を作成しようと思ったきっかけはなんですか?
A 「京Business Review(京都商工会議所会報)」で、井口庖丁店さんが認定を
取られた際の記事を読んで、「自社の強みを明確にできる」と感じたため
作成しようと思いました。
Q 報告書をまとめていく際に苦労された点はどんなところですか?
A 弊社の各部門長が考える「自社の強み」がそれぞれ異なり、なかなか
報告書にまとめることができなかった点ですね。
Q 報告書を作成されて変わったところはありますか?
A 報告書を作成する過程で、これまで各部門長がバラバラに考えていた、
「自社の強み」を全社の統一した見解にすることができました。
更に、「自社の強み」をもとに、ビジョン(会社の向かうべき方向)を
統一することの重要性に気づき、現在ビジョン策定プロジェクトに
各部門長が必死に取り組んでいます。
Q 本所の支援はいかがでしたか?(支援員と専門家(中小企業診断士)が担当)
A 弊社は取り組みはじめてから完成まで、半年もかかってしまったのですが、
その間、京都商工会議所の谷口主任、佐々木副主査には、我々が諦めて
しまいそうなタイミングの度にご連絡を頂き、励ましのお言葉を頂きました。
時に厳しいご指摘もありましたが、お二人の励ましがあったので、
継続して取り組むことができました。
専門家として、大堀先生にお手伝いを頂いたのですが、弊社がこれまで
曖昧にしてきた点に対し、的確なご指摘を頂きました。
大堀先生のご指摘が我々の強みの核心を明確にしたといっても過言ではありません。
本当に感謝しております。ありがとうございました。
Q これから報告書を作成される方へのメッセージをお願いします。
A 知恵の経営報告書は、文章にする作業を通じて、自社の曖昧にされてきた強みと、
その強みがどのように形成されているかを明確にすることができます。
報告書は自社内でも作成できますが、京都商工会議所の方々や、
専門家のような第三者に指摘してもらうことで、より核心に近づけます。
作成するには、時間とパワーは必要ですが、かけた以上の成果は
必ずありますので、是非皆様も知恵の経営報告書の作成に取り組まれる
ことをお勧めいたします。
鈴木滋朗社長)が京都府知恵の経営実践モデル企業に認証されました。
最上インクスさんは、「薄板金属加工のものづくりモール」をコンセプトに掲げ、
経済産業省の「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれるなど、
試作において他の会社の追随を許さない独自の強みを持つ企業です。
今回は、鈴木社長に、報告書作成を支援した知恵産業推進室の佐々木・谷口支援員が
インタビューしましたので、ご紹介させていただきます。
■会社概要
【会社名】 株式会社最上インクス
【創 業】 1950年12月16日
【 代 表 者 】 鈴木 滋朗
【従 業 員 数】 97名
【事 業 内 容】 精密金属加工、試作成形加工、精密金型製造
【本社所在地】 京都市右京区西院西寿町5番地
【Webサイト】 http://www.saijoinx.com
Q 知恵の経営報告書を作成しようと思ったきっかけはなんですか?
A 「京Business Review(京都商工会議所会報)」で、井口庖丁店さんが認定を
取られた際の記事を読んで、「自社の強みを明確にできる」と感じたため
作成しようと思いました。
Q 報告書をまとめていく際に苦労された点はどんなところですか?
A 弊社の各部門長が考える「自社の強み」がそれぞれ異なり、なかなか
報告書にまとめることができなかった点ですね。
Q 報告書を作成されて変わったところはありますか?
A 報告書を作成する過程で、これまで各部門長がバラバラに考えていた、
「自社の強み」を全社の統一した見解にすることができました。
更に、「自社の強み」をもとに、ビジョン(会社の向かうべき方向)を
統一することの重要性に気づき、現在ビジョン策定プロジェクトに
各部門長が必死に取り組んでいます。
Q 本所の支援はいかがでしたか?(支援員と専門家(中小企業診断士)が担当)
A 弊社は取り組みはじめてから完成まで、半年もかかってしまったのですが、
その間、京都商工会議所の谷口主任、佐々木副主査には、我々が諦めて
しまいそうなタイミングの度にご連絡を頂き、励ましのお言葉を頂きました。
時に厳しいご指摘もありましたが、お二人の励ましがあったので、
継続して取り組むことができました。
専門家として、大堀先生にお手伝いを頂いたのですが、弊社がこれまで
曖昧にしてきた点に対し、的確なご指摘を頂きました。
大堀先生のご指摘が我々の強みの核心を明確にしたといっても過言ではありません。
本当に感謝しております。ありがとうございました。
Q これから報告書を作成される方へのメッセージをお願いします。
A 知恵の経営報告書は、文章にする作業を通じて、自社の曖昧にされてきた強みと、
その強みがどのように形成されているかを明確にすることができます。
報告書は自社内でも作成できますが、京都商工会議所の方々や、
専門家のような第三者に指摘してもらうことで、より核心に近づけます。
作成するには、時間とパワーは必要ですが、かけた以上の成果は
必ずありますので、是非皆様も知恵の経営報告書の作成に取り組まれる
ことをお勧めいたします。
Posted by 知恵ビジ at
18:07
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