2012年01月13日
株式会社田中ケース様 「知恵の経営」実践モデル企業に認証
株式会社田中ケース(田中宏幸 代表取締役)様が
京都府「知恵の経営」実践モデル企業に認証されました。
田中ケース様は、大正12年創業の老舗の箱(化粧箱・貼箱等)屋で、
独自の治具や工法、職人による熟練の技と、
1品からでも出張採寸するというきめ細かな顧客対応で、
仕上がり精度の高い箱や特殊素材を用いた箱の製造を得意とされています。
<会社概要>
名 称:株式会社田中ケース
所在地:京都市中京区富小路通六角上る朝倉町545 田中ビル
創 業:大正12年
代表者:田中宏幸 代表取締役
従業員:10名
事業内容:化粧箱・貼箱等ケースのオーダーメード製造販売
WEB:http://tanaka-case.co.jp/index.html
今回、田中社長と田中健志常務にインタビューしましたので、ご紹介します。
Q 知恵の経営報告書を作成しようと思ったきっかけは何ですか?
A リーマンショックにより売上が減少し、業績回復を狙って新商品開発など
様々なことにトライしましたが、なかなか成果が伴いませんでした。
そんな頃、京商の経営支援員さんと出会い、一緒になって悩んでいただく中で、
自分たちのトライの「方向」が違っているのではないかと、気付き始めたのです。
そこで、自社の「強み」に根差し、正しい方向を見誤らないようにするため
「知恵の経営」報告書作りに取り組むことを勧められました。
Q 御社の知恵をわかりやすく教えて下さい。
A 一言で言えば、職人の技能と機械の能力を融合させ、
1品からでも、あるいは大量生産でも、
効率的にかつ丁寧な仕上がりの箱を作り上げることです。
Q 報告書をまとめていく際に苦労された点はどんなところですか?
A「知恵の経営」では、自社の強み、弱みなど一つひとつの事がらを様々な角度で分析し、
共通項を洗い出し、そして再度分類し直し改めて共通の側面で考え直すという、
一連の「掘り下げ」を行います。
しかし、長年、自社の業務に携わっていると、様々な思いこみや刷り込みが、
知らず知らずのうちが発生しており、それらの既成概念を一度取り払って、
新鮮な目で客観的に自らを振り返ることに、とても苦労しました。
その時に“私”をなくして“無”の境地が必要なように感じました。
Q“無”の境地ですか、すごい! では、報告書を作成されて良かった点は?
A まず、自社を新たな角度で冷静に見られるようになったことです。
次に、業務内容の意義を社員全員で共有し自然と実践できるようになったことです。
自主的に率先して行動できる社員が育つことを目指していきたいと思います。
そして、従来より自信と確信を持って会社をリードできるようになってきたことです。
今後の事業展開について、迷いが少なくなりました。
Q 報告書作成にあたっての支援はいかがでしたか?
A タイムリーに適切なアドバイスを受けたと思います。
中小企業診断士さんには、考えなければならないところで不足している点、
欠落している点を的確に指摘していただき、効率よく報告書が書けたと思います。
支援員さんはフットワークが軽く、必要なときに的確に相談に乗っていたきました。
特に報告書作成の最後の追い込みでは、事細かなアドバイスを頂き感謝しております。
Q ありがとうございます。では、今後の抱負をお願いします。
A「知恵の報告書」にまとめた「強み」を活かし、新規顧客開拓、
新商品開発のスピードを加速させます。
Q 最後にこれから報告書を作成される方へのメッセージをお願いします。
A 日常業務をこなしながら報告書を作成することは相当の労力を要します。
しかし、先の長い企業活動を考えると地固めの第一歩です。
このプロセスはそれぞれの企業様の知恵の「結晶」につながります。
是非「結晶」を取り出してみて下さい。
田中ケースの皆様、どうもありがとうございました。
今後の田中ケース様の挑戦がさらに楽しみです!
京都府「知恵の経営」実践モデル企業に認証されました。
田中ケース様は、大正12年創業の老舗の箱(化粧箱・貼箱等)屋で、
独自の治具や工法、職人による熟練の技と、
1品からでも出張採寸するというきめ細かな顧客対応で、
仕上がり精度の高い箱や特殊素材を用いた箱の製造を得意とされています。
<会社概要>
名 称:株式会社田中ケース
所在地:京都市中京区富小路通六角上る朝倉町545 田中ビル
創 業:大正12年
代表者:田中宏幸 代表取締役
従業員:10名
事業内容:化粧箱・貼箱等ケースのオーダーメード製造販売
WEB:http://tanaka-case.co.jp/index.html
今回、田中社長と田中健志常務にインタビューしましたので、ご紹介します。
Q 知恵の経営報告書を作成しようと思ったきっかけは何ですか?
A リーマンショックにより売上が減少し、業績回復を狙って新商品開発など
様々なことにトライしましたが、なかなか成果が伴いませんでした。
そんな頃、京商の経営支援員さんと出会い、一緒になって悩んでいただく中で、
自分たちのトライの「方向」が違っているのではないかと、気付き始めたのです。
そこで、自社の「強み」に根差し、正しい方向を見誤らないようにするため
「知恵の経営」報告書作りに取り組むことを勧められました。
Q 御社の知恵をわかりやすく教えて下さい。
A 一言で言えば、職人の技能と機械の能力を融合させ、
1品からでも、あるいは大量生産でも、
効率的にかつ丁寧な仕上がりの箱を作り上げることです。
Q 報告書をまとめていく際に苦労された点はどんなところですか?
A「知恵の経営」では、自社の強み、弱みなど一つひとつの事がらを様々な角度で分析し、
共通項を洗い出し、そして再度分類し直し改めて共通の側面で考え直すという、
一連の「掘り下げ」を行います。
しかし、長年、自社の業務に携わっていると、様々な思いこみや刷り込みが、
知らず知らずのうちが発生しており、それらの既成概念を一度取り払って、
新鮮な目で客観的に自らを振り返ることに、とても苦労しました。
その時に“私”をなくして“無”の境地が必要なように感じました。
Q“無”の境地ですか、すごい! では、報告書を作成されて良かった点は?
A まず、自社を新たな角度で冷静に見られるようになったことです。
次に、業務内容の意義を社員全員で共有し自然と実践できるようになったことです。
自主的に率先して行動できる社員が育つことを目指していきたいと思います。
そして、従来より自信と確信を持って会社をリードできるようになってきたことです。
今後の事業展開について、迷いが少なくなりました。
Q 報告書作成にあたっての支援はいかがでしたか?
A タイムリーに適切なアドバイスを受けたと思います。
中小企業診断士さんには、考えなければならないところで不足している点、
欠落している点を的確に指摘していただき、効率よく報告書が書けたと思います。
支援員さんはフットワークが軽く、必要なときに的確に相談に乗っていたきました。
特に報告書作成の最後の追い込みでは、事細かなアドバイスを頂き感謝しております。
Q ありがとうございます。では、今後の抱負をお願いします。
A「知恵の報告書」にまとめた「強み」を活かし、新規顧客開拓、
新商品開発のスピードを加速させます。
Q 最後にこれから報告書を作成される方へのメッセージをお願いします。
A 日常業務をこなしながら報告書を作成することは相当の労力を要します。
しかし、先の長い企業活動を考えると地固めの第一歩です。
このプロセスはそれぞれの企業様の知恵の「結晶」につながります。
是非「結晶」を取り出してみて下さい。
田中ケースの皆様、どうもありがとうございました。
今後の田中ケース様の挑戦がさらに楽しみです!
Posted by 知恵ビジ at 09:23│Comments(0)
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