2015年01月14日 17:03
京都商工会議所 知恵産業推進室の支援先である
京菓苑 株式会社 花ゆう(代表取締役 小島滋人)様が、
京都府「知恵の経営」実践モデル企業に認証されました(平成26年12月)。
認証書を手にする小島社長(右)と 金本総務部長(左)
京菓苑 株式会社 花ゆう(以下、花ゆうと略称)様は、昭和33年京都市中京区姉小路にて創業されました。現在は、右京区梅津後藤町を本拠地とし、京菓子や歳時菓子、高級菓子の企画製造・加工、販売を展開されていらっしゃいます。
同社は、季節菓子、歳時菓子などの先取り提案商品に対し、お得意様から「お店や売り場に季節感が出る」「華やかになってお客様から喜ばれる」などのお声が多くあり、一工夫、一手間を掛けた商品づくりが高級な手づくり感と温かさを醸し出しているとの評価を受けておられます。
また、お得意様の視察なども積極的に受けることによって、自社の衛生管理向上に繋げていらっしゃいます。
今回は、代表取締役 小島滋人様と総務部長 金本 幸二様にインタビューしましたので、 紹介させていただきます。
<概要>
事 業 所 名 京菓苑 株式会社 花ゆう
代表取締役 小島 滋人
所 在 地
京都本社 京都市右京区梅津後藤町22-4(四条通り有栖川上ル)
東京営業所 東京都新宿区早稲田鶴巻町301
事 業 内 容 京菓子、歳時菓子、高級菓子の製造、加工、販売
ホームページ http://www.hanayou.co.jp/
角箱小ふた付
Q 「知恵の経営」(報告書)に取り組み始めたきっかけは何でしたか?
A
・商工会議所主催で「知恵の経営」入門セミナーの事例発表を聴講後、ご担当の
経営支援員が来社され、説明を聞きました。弊社にとっても、大変良い勉強になると考え、取り組ませていただきました。
Q 「知恵の経営」報告書作成目的は、何でしたか?また、どのようにして作成を始められましたか?
A ・全従業員とお取引先に弊社の強みや、特徴をより深く知っていただくと共に、自社の歴史や
商品、業務知識の習得、営業ノウハウや技術の継承、経営方針の共有や従業員の団結心向上
などに活かす為です。
Q 報告書をまとめていく際に苦労された点はどんなところですか?
A
・何度も添削、修正の指摘を受けることで、目的を見失いかけたこと。
・実際の数字などの資料作成や分かりやすい文章にしていく工夫。
Q 貴社の知恵の源泉はどのような点だと思われますか?。
A
・過去の商品づくりで培った蓄積の上に、新しい製品作りへチャレンジ
・付加価値の高い商品づくり。通年商品は基より季節商品、歳時商品など多品種でありながら
手作り感のある商品づくり
逸品菓集12セット入
Q 本所の支援はいかがでしたか?(経営支援員が担当)
A
・非常に適切にご指導いただきました。
・一番はじめに「知恵の経営」の全体像とプロセス、結果を具体的に(事例も含めて)
お伺いした方がスピーディーに出来たかもしれません。
Q 報告書を作成されて良かった点はありますか?
A
・客観的に会社全体をみることが出来、強みと弱みの把握が出来ました。
Q これから「知恵の経営」報告書を作成される方へのメッセージをお願いします。
A
・自社にとって、「『知恵の経営』報告書は何の為に作成するのか」という
しっかりとした目的意識が大切です。
・客観的に骨太に概要を書いた後、細かく具体的に書き進めていくと良いと思いました。
Q 今後の抱負をお願いします。
A
・今回認証を受けた「知恵の経営」報告書が絵に描いた餅に終わらないよう、見直しをし、
実行に写し、経営に役立てたいと考えます。
新餅入りあわせ
小島様、金本様、ありがとうございました。
花ゆう様の今後の新たな展開が楽しみです!
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★京都商工会議所は、「知恵の経営」報告書の作成支援をしています。
お気軽にお問合せください。
・中小企業経営支援センター 知恵産業推進室
℡:075-212-6470