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2014年03月13日

株式会社村田染工

第5回知恵ビジネスプランコンテスト認定事業
http://www.kyo.or.jp/chie/contest/plan.html


「糸への草木染」量産技術とオリジナル12色が広げる新しい商品用途

近年、自然派志向のユーザーが増加し、ファッションの世界でも「草木染」に対する関心は高まりつつある。特に、草木染の糸染による製品は独特の立体感柔らかで優しい色目といった特徴から注目されている。

村田染工


草木染による製品・生地・棉(わた)への染色を行う同社は、独自開発の染色機と研究機関などと共同研究した染色方法で、いち早く量産化に取り組んできた。ムラのない均一な染色やJIS規格の標準より高いランクの堅牢度、手工業より早い納期等を実現し、草木染の品質安定化と工業量産化を可能なものとした。このほか、機械を使わず自然乾燥にこだわり、風合いの良さ、生地表面のナチュラル感を出せる特徴を持つ。

今回のプランは、草木染による糸染めの量産化技術・ノウハウ等を活かし、藤や茶、墨黒といったオリジナルのカラーサンプル12色(京洛染)を開発、ストールや婦人服等の衣料のほか、ベビー用品、トートバッグといった新しい用途への展開を提案する。同社が取り組む「糸への草木染」量産により、高い染色の再現性や堅牢度、短納期、均一の染色等アパレルやテキスタイル等メーカー側のニーズに応えて、新たな顧客創造を行う。

村田染工


カラーサンプルの提供によって、メーカー側は草木染の糸を使ってどのような製品を開発できるのか具体的にイメージできるようになり、スムーズな商談へとつながることが期待できる。同社の糸への草木染によるビジネスの可能性は広がっている。

<審査員長の目>
自然志向にマッチした草木染による糸染めの工業量産化ノウハウを持つ同社の事業計画は染色業界における競争優位性を持っている。アパレルメ―カーやテキスタイルメーカー等からのニーズに対応し得る技術ではあるが、今後は自社の優位性をどのように周知し、市場開拓をどのように進めていくのか、といった課題解決が重要である。

<企業概要>
【代表者】村田 正明
【所在地】京都市中京区西洞院通三条上ル姉西洞院町531
【事業概要】染色加工業
【電話番号】075-221-2238
【URL】http://muratasenko.com/

★京都商工会議所 知恵産業推進室は、知恵ビジネスプランコンテスト認定の
ハンズオン支援を行っています。
http://www.kyo.or.jp/chie/
■問い合わせ先: 京都商工会議所 知恵産業推進室
Email:bmpj@kyo.or.jp  


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2014年03月13日

株式会社丸嘉

第5回知恵ビジネスプランコンテスト認定事業
http://www.kyo.or.jp/chie/contest/plan.html


古材を独自規格の部材に標準化し、システムキッチンや家具として再生

同社は、150年以上5代にわたって木材業を営んできた。平成17年からは、解体された京町家などの古材を買い取り、アンティークウッドや住宅意匠部材として販売する事業を展開し、京町家サロンショールーム「古材・床板倶楽部」をオープンした。木材の専門知識を持った女性スタッフが顧客のライフスタイルに合わせた商品を提案し、内装などにこだわった店舗オーナーや設計事務所、古材の愛好家などに喜ばれている。

丸嘉


今回のプランは、全国の古民家等から仕入れた梁や板、大黒柱等の古材を製材加工し、システムキッチンやテーブルなどの家具にして販売する事業である。一般的な古材家具のように一点ものとして加工するのではなく、一つひとつ状態が異なる古材を30種類以上の独自規格の部材にし、それらを組み合わせて、量産可能な家具やシステムキッチンにしている。京都工芸繊維大学の野口企由教授などと連携し、古材の持つ趣のある懐かしい風合いを残しつつ、デザイン性と機能性にもこだわった。

丸嘉


これまでの古材家具は、古材の特性から一点ものがほとんどで、気に入ったものに出会うことが難しかった。しかし、部材に標準化という発想で、工芸品的要素が強い古材家具に工業製品的な要素を付加した。住宅メーカーや設計事務所をはじめ、これから家を建てようとする施主や家具販売店など、顧客のすそ野は大きく広がっている。廃棄物になることも少なくなかった古材の活用の場を広げるプランであり、環境面においても大いにアピールできる。

<審査員長の目>
一つひとつ状態が異なる古材を規格化された部材にすることで、古材の魅力を活かしつつ、ある程度の量産に対応した点が従来の古材家具等にはない優位性である。システムキッチンと家具では市場が異なると思われるが、その販路開拓を含めて提案力が試される。材料の調達を含めたトータルなビジネスモデルとして事業計画を作り上げてもらいたい。

<企業概要>
【代表者】小畑 隆正
【所在地】京都市伏見区横大路貴船114
【事業概要】天然木フローリング輸入販売、古材の販売・買取・ネット販売
【電話番号】075-622-1408
【URL】http://www.kozai-ichiba.jp/
     http://www.maruyoshi21.com/


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2014年03月13日

大東寝具工業株式会社

第5回知恵ビジネスプランコンテスト認定事業
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枕から寝室リフォームまで睡眠環境改善へのパーソナル提案

ふとんや枕類など寝具関連製品の製造販売を行う同社は、大正14年創業以来の寝具づくりのノウハウを活かしながら、現代の生活ニーズに応える新たな製品づくりに取り組んできた。ソフトな肌触りの無添加仕上げのガーゼ製品である「京和晒綿紗(きょう わざらしめんしゃ)」や、大きめのビーズ素材で座り心地の良いソファの「tetra」といったユニークな製品を提供してきた。また、睡眠に関わる知識を持つ「睡眠健康指導士」スタッフを社内に配し、顧客の睡眠に関する悩みや困り事の相談にも応じている。

大東寝具工業


今回のプランは、従来の取り組みを進化させ、多様化する眠りに関する悩みや課題に対し、お客様ごとの生活に応じたオーダーメイド型で快適な睡眠環境を提供するものである。なかでも、眠りの環境改善を提案するための体感・体験型のショールームサロン「ねむりの蔵」を自社内にオープンし、お客様に合った製品提供や、睡眠環境の改善と向上するための寝室リフォームプランを提案、工事からアフターフォローまで一貫したサービスを提供する。また一方で、今後は来店してもらうだけでなく、専門スタッフがお客様のご自宅に訪問して、改善提案を行う「ねむりの宅配」事業も本格化させる。

大東寝具工業


日本人の5人に1人が「睡眠で休養がとれていない」といった悩みを持っているといわれ、"快眠"をキーワードにしたニーズはますます顕在化していくと考えられる。今後、同社の取り組みが新たな顧客創造につながっていくことが期待される。

<審査員長の目>
人間にとって最も大切な睡眠環境の改善という事業コンセプトは大きな潜在性を感じさせるものである。現状は理念が先行している部分もあるので、いち早く具体的にニーズを掘り起こしていくための施策や事業の実現性を高めるための仕組み作りを実行レベルで進めていくことが必要である。

<企業概要>
【代表者】大東 利幸
【所在地】京都市伏見区横大路下三栖山殿66-2
【事業概要】寝具・寝装品等製造・卸・小売、眠りの支援事業、住宅リフォーム・建装事業等
【電話番号】075-622-6245
【URL】http://www.daitoushingu.com/

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2014年03月13日

株式会社坂製作所

第5回知恵ビジネスプランコンテスト認定事業
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「オイルフリー」「チップシールレス」の極小型・低騒音・省エネのコンプレッサー

コンプレッサーとは、空気やガスを圧縮して連続的に送り出す装置のことで、工場の製造ラインはもちろん、医療・介護施設等の設備機器などに幅広く用いられている。その一方で、既存のコンプレッサーの多くがピストンを上下に振動させる方式のため、会話ができないほどの大きな騒音が発生するほか、スクロール型のコンプレッサーでも金属の摺動面(しゅうどうめん)を保護するシール材が接触して削られることで、圧縮空気の中に摩耗粒子や潤滑オイルが混入することも珍しくなかった。

坂製作所


同社は、様々な超精密金属加工、試作開発などを手がけてきたが、今回はその技術とノウハウを活かし、ピストン型でも従来のスクロール型でもない、非接触のフローティングスクロール構造をした独自のパーソナルコンプレッサーを開発した。内部で旋回するスクロールと摺動面が接触しない構造で、シール材や潤滑オイルが不要。騒音や振動は大幅に低減され、常に良質な圧縮空気を提供できる点が特徴だ。接触による摩擦が発生せず、省エネルギーで効率良く出力を得られることから、従来サイズの半分以下(手のひらに乗るB5サイズ)まで極小型化することに成功し、価格も抑えた。

坂製作所


これまで騒音や振動でコンプレッサーの導入を敬遠していた病院・介護施設はもちろん、セル生産に取り組んでいる工場や頻繁に製造ラインを変更する工場、また機械設備に組み込めば空気源がなくてもAC電源のみで使用できるため、小さなオフィスなどでも活用が期待できる。"きれいな空気"をキーワードに、新市場の開拓につなげる。

<審査員長の目>
パーソナルコンプレッサーという商品は優れたものである。その用途をどう広げていくのか、すなわち、当該商品を導入するメリットをユーザー側に知らしめる仕組み作りとそれを進める体制・人材の確保が事業成長のポイントである。まったく新たな市場の開拓であり、まずはパイオニアとして、潜在ターゲットのニーズ把握が重要である。

<企業概要>
【代表者】坂 栄孝
【所在地】京都市右京区花園伊町44-12
【事業概要】各種設備機械及び治工具の製造・加工
【電話番号】075-463-4214
【URL】http://www.sakass.com/

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2014年03月13日

株式会社青木光悦堂

第5回知恵ビジネスプランコンテスト認定事業
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お年寄りの生活に潤いをもたらす「お菓子の月間献立宅配システム」

同社は120年以上の歴史を持つ菓子卸売業であり、かりんとうやせんべい、おかきなど、伝統的な和系のお菓子を販売している。メーカーから持ち込まれた商品をそのまま売るのではなく、味はもちろん、食べやすさや買いやすさ、売り場での見つけやすさなどにもこだわって、一手間加えたオリジナル商品を中心に販売している。「こころなごむ故郷の銘菓」シリーズはその集大成ともいえる商品群で、全国菓子大博覧会で厚生労働大臣賞を受賞した「やわらかいピーナッツせんべい」は、どこか懐かしい味わいが人気を集めている。



今回のプランは、デイサービスセンターやケアハウスなどの高齢者施設向けにお菓子を宅配するサービスである。大半の高齢者施設が「3時のおやつ」の時間を設けているが、甘いものや固いものが食べられない利用者も多く、どうしても無難で似たようなお菓子になりがちだった。同社では、2,000アイテム以上にのぼる豊富な品揃えの中から、咀嚼力などの利用者の健康面や安全面に配慮しながら味にもこだわったお菓子を週単位や月単位で定期的に届ける。同社では京都はもとより全国に仕入先を有しており、広く流通していない地方の銘菓や季節感あふれるお菓子なども織り交ぜて、わくわく感とともに提供する。

青木光悦堂


このサービスによって、これまで高齢者施設が毎日のお菓子の選択や調達に費やしていた時間と労力の負担を軽減する。また、利用者にとっても、日々変わるお菓子は毎日の生活の楽しみにもなる。高齢社会の中で、さらなる需要拡大が見込まれる事業である。

<審査員長の目>
菓子卸としてのメーカーとのネットワークや商品の目利き力を活かし、新しい市場として高齢者施設に着眼した事業計画は、独自性を感じる。高齢者にとっておやつの楽しみは大きなものであり、市場の潜在性は高いものと思われるが、具体的な事業として展開していく際に、顧客のニーズにどこまで対応できるかなど、実行段階での課題をどう乗り越えていくかが重要となる。

<企業概要>
【代表者】青木 隆明
【所在地】京都市山科区大宅御所田町30-3
【事業概要】「故郷の銘菓」を中心とした菓子の企画・卸・小売
【電話番号】075-592-8773
【URL】http://aokikouetudou.com/

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2014年03月13日

株式会社アーキネット京都

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ワンストップ・リノベーションとコワーキングスペースの相乗効果で老朽ビルを再生

同社は、住宅や店舗などの建築設計、監理業務等を行っている一級建築士事務所である。近年は、老朽化したビルに大規模な改修や用途変更を加えて再生するリノベーション事業に力を入れている。平成24年には、リノベーションしたビルの1フロアに、モノづくりを行うクリエイターなどを対象としたコワーキングスペース「oinai karasuma」を設け、同社が直接運営し、入居する会員同士のコラボレーションで新事業が生まれるなど、ソフト面における新たな魅力も創り出している。

アーキネット京都


今回、これまでのリノベーション事業で培ったノウハウや経験、協力会社とのネットワーク、コワーキングスペースの運営ノウハウや同スペースに集うクリエイターなども活用し、老朽ビルのリノベーションをワンストップで提供する。 リノベーションを行うには、建物診断や市場調査、事業性分析、プロジェクトチームのキャスティング、コンセプトメイキング、最適な再生手法の提案、設計・施工・監理、テナントリーシングや財務・会計サポート、入居者管理といった多岐にわたる専門的な業務が必要になるが、同社ではこれらを一体的に提供する。「どこに相談したらいいかわからない」、「リノベーションをしてもテナントが入るか不安」、「窓口がバラバラで手続きが面倒」といったビルオーナーの悩みを解決する。同社が過去に実施したリノベーションでは、入居率を平均約30%から90%以上にまで高めている。

アーキネット京都アーキネット京都


現在、都市部では、高度成長期に完成したビルの多くが改修の必要な時期に差しかかっており、社会のニーズを捉えたプランである。また、ビルオーナー直接だけでなく、ビルオーナーを顧客に持つゼネコンや税理士事務所などからの受注にも積極的に取り組んでいく。

<審査員長の目>
建築設計やコワーキングスペース運営のノウハウ、協力会社とのネットワークを活かした、リノベーション事業のワンストップ化は、老朽化したビルオーナー等にとって大きな魅力となる。個別ニーズへの対応力強化やそのノウハウの蓄積が事業成功の鍵となる。関連する工務店や不動産会社等との協業化において事業コーディネータとしての役割を果たすことが重要と考える。

<企業概要>
【代表者】黒木 幹雄
【所在地】京都市中京区烏丸通蛸薬師南入る手洗水町647 トキワビル4-A
【事業概要】建築設計業
【電話番号】075-257-1020
【URL】http://archinet-kyoto.com/

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