2012年05月01日
株式会社リヴ、株式会社リヴ一級建築士事務所 経営革新計画承認
京都商工会議所 知恵産業推進室・洛西支部の支援先である
株式会社リヴ(代表取締役・波夛野賢社長)と
株式会社リヴ一級建築士事務所(代表取締役・市川宣広社長)が
「永く住み継ぐことができる、住む人と地域に愛される住まいの開発と販売」で
京都府から経営革新計画の承認を得られました。
リヴグループさんは京都西部エリアで、
長期優良住宅やデザイン住宅、リフォーム、リノベーションを
施工されています。
今回は、両社長に知恵産業推進室の谷口支援員が
インタビューしましたので、ご紹介させていただきます。
リヴの波夛野社長(左)とリヴ一級建築士事務所の市川社長
会社概要
【会社名】 株式会社リヴ
【創 業】 1998年
【代表者】 代表取締役 波夛野 賢
【従業員数】 24名
【事業内容】 建築工事の請負並びに企画・設計・監理及びコンサルティング業務
不動産の売買・仲介、損害保険代理業
【所在地】 京都市西京区御陵谷町38番地6
【Webサイト】 http://www.liv-r.co.jp/index.php
【会社名】 株式会社リヴ一級建築士事務所
【創 業】 2008年
【代表者】 代表取締役 市川 宣広
【従業員数】 4名
【事業内容】 建築設計業
【所在地】 長岡京市城の里13-1
【Webサイト】http://www.liv-design-office.net/
Q 経営革新計画の承認を得られようと思われたきっかけを教えて下さい。
波夛野社長:第三者の目で弊社の事業計画や住宅を評価していただくことで、
お客様にはより安心していただき、
社員には誇りを持ってもらえるのではないかと思いました。
弊社の200年住宅が国土交通省の「超長期優良住宅」と
京都市「京都型省CO2住宅」に市内で第一号として認定されたことで、
2010年に立石会頭に会員訪問で来社いただきました。
今回の計画はその頃から蓄積したノウハウの集大成として、
市川君とこれまで勉強してきたことをまとめました。
Q リヴ一級建築士事務所さんは設計部門が独立されたそうですね。
波夛野:弊社グループでは、
工務店や不動産業など様々な事業を営んでいますが、
設計部門を市川君にのれんわけしました。
リヴ本体を下請けのように使ってもらえるようなるまで
成長してほしいという期待も込めました。
市川社長:お客様は設計事務所の方が工務店よりも
ご自身のご要望を言いやすいようです。
工務店に相談すると、
工事代金が増えるように次から次に提案されるのでは、
と不安を感じられるようです。
実際にそうしたご相談も沢山いただいています。
Q 今回の計画に込められた思いについて教えて下さい。
波夛野:少子高齢化が進んでいますが、
住宅が負の資産にならないようにしたいという
思いを込めました。
高級家具のように親から子へ、子から孫へと
受け継がれていく家にしたいと思っています。
市川:主要構造物は頑丈にしながら、
お客様のニーズを反映しやすくして、
家への愛着がより高まるように、
可変性を高めています。
基礎と躯体が工事の原価に占める割合は
一般的にはそれぞれ一割以下と言われていますが、
私どもでは約25%を占めています。
地元産木材などにもこだわり、
京都の地域特性に最も合った家を作ろうと思っています。
桂坂のモデルハウス
Q 実際に経営革新に取り組まれていかがでしたか?
波夛野:改めて我々のやっていることは
間違いではなかったと自信を持てました。
経営革新計画の中身は社内でオープンにしています。
社員も以前にも増して、
胸を張って仕事ができるようになったみたいです。
お客様にプレゼンする際にも経営革新の
審査会での経験が活きています。
市川:正直、我々のコンセプトと似た家は徐々に増えてきています。
ただ、同じように見えても
経営革新計画の承認を受けたり、
各種認定制度を受けているのは
私ども以外にほとんどありません。
第三者の方々にも評価いただいているのは
強みになっています。
また、社員のレベルの底上げにもなりました。
Q 京都商工会議所の支援はいかがでしたか?
波夛野:すごく親切にフォローしてもらいました。
会社の中身を見直す非常によい機会になりました。
業界外の人に見てもらったことで、
一人よがりになっていたところや
大事な部分を再認識できました。
市川:大変よくしてもらいました。
Q 今後の抱負をお願いします。
波夛野:今回の経営革新計画を着実に実行し、
地元の工務店にしかできない家づくりを
していきたいと思っています。
京都市の京都駅前の展示場もできますので、
そこを拠点に京都における家づくりの
一つのスタンダードにしていきたいですね。
これからも直接施工にこだわり、
施工件数が増えても対応できるように
新卒採用も始め、
人材育成にも力を入れています。
市川:京都産木材を使用したいのですが、
住宅で使用する京都産木材は
林業としても製材業としても
産業として独り立ちできていません。
そこで年間で安定して発注することで、
林業や製材に係る方がそれを事業にできるように
施工件数を増やしたいと思っています。
波多野:原木を切る人や製材メーカー、
ライバルであった工務店10社で手を取り合って
NPOを立ち上げました。
京都市の「平成の京町家」は住宅ローンの金利も優遇されますし、
また、国の「地域型住宅ブランド化事業」が始まり、
今なら100万円の補助金も出るので、
そうした追い風にも乗っていきたいですね。
これからのリヴさん、リヴ一級建築士事務所さんの
ご活躍がさらに楽しみですね。
リヴグループのみなさん
株式会社リヴ(代表取締役・波夛野賢社長)と
株式会社リヴ一級建築士事務所(代表取締役・市川宣広社長)が
「永く住み継ぐことができる、住む人と地域に愛される住まいの開発と販売」で
京都府から経営革新計画の承認を得られました。
リヴグループさんは京都西部エリアで、
長期優良住宅やデザイン住宅、リフォーム、リノベーションを
施工されています。
今回は、両社長に知恵産業推進室の谷口支援員が
インタビューしましたので、ご紹介させていただきます。
リヴの波夛野社長(左)とリヴ一級建築士事務所の市川社長
会社概要
【会社名】 株式会社リヴ
【創 業】 1998年
【代表者】 代表取締役 波夛野 賢
【従業員数】 24名
【事業内容】 建築工事の請負並びに企画・設計・監理及びコンサルティング業務
不動産の売買・仲介、損害保険代理業
【所在地】 京都市西京区御陵谷町38番地6
【Webサイト】 http://www.liv-r.co.jp/index.php
【会社名】 株式会社リヴ一級建築士事務所
【創 業】 2008年
【代表者】 代表取締役 市川 宣広
【従業員数】 4名
【事業内容】 建築設計業
【所在地】 長岡京市城の里13-1
【Webサイト】http://www.liv-design-office.net/
Q 経営革新計画の承認を得られようと思われたきっかけを教えて下さい。
波夛野社長:第三者の目で弊社の事業計画や住宅を評価していただくことで、
お客様にはより安心していただき、
社員には誇りを持ってもらえるのではないかと思いました。
弊社の200年住宅が国土交通省の「超長期優良住宅」と
京都市「京都型省CO2住宅」に市内で第一号として認定されたことで、
2010年に立石会頭に会員訪問で来社いただきました。
今回の計画はその頃から蓄積したノウハウの集大成として、
市川君とこれまで勉強してきたことをまとめました。
Q リヴ一級建築士事務所さんは設計部門が独立されたそうですね。
波夛野:弊社グループでは、
工務店や不動産業など様々な事業を営んでいますが、
設計部門を市川君にのれんわけしました。
リヴ本体を下請けのように使ってもらえるようなるまで
成長してほしいという期待も込めました。
市川社長:お客様は設計事務所の方が工務店よりも
ご自身のご要望を言いやすいようです。
工務店に相談すると、
工事代金が増えるように次から次に提案されるのでは、
と不安を感じられるようです。
実際にそうしたご相談も沢山いただいています。
Q 今回の計画に込められた思いについて教えて下さい。
波夛野:少子高齢化が進んでいますが、
住宅が負の資産にならないようにしたいという
思いを込めました。
高級家具のように親から子へ、子から孫へと
受け継がれていく家にしたいと思っています。
市川:主要構造物は頑丈にしながら、
お客様のニーズを反映しやすくして、
家への愛着がより高まるように、
可変性を高めています。
基礎と躯体が工事の原価に占める割合は
一般的にはそれぞれ一割以下と言われていますが、
私どもでは約25%を占めています。
地元産木材などにもこだわり、
京都の地域特性に最も合った家を作ろうと思っています。
桂坂のモデルハウス
Q 実際に経営革新に取り組まれていかがでしたか?
波夛野:改めて我々のやっていることは
間違いではなかったと自信を持てました。
経営革新計画の中身は社内でオープンにしています。
社員も以前にも増して、
胸を張って仕事ができるようになったみたいです。
お客様にプレゼンする際にも経営革新の
審査会での経験が活きています。
市川:正直、我々のコンセプトと似た家は徐々に増えてきています。
ただ、同じように見えても
経営革新計画の承認を受けたり、
各種認定制度を受けているのは
私ども以外にほとんどありません。
第三者の方々にも評価いただいているのは
強みになっています。
また、社員のレベルの底上げにもなりました。
Q 京都商工会議所の支援はいかがでしたか?
波夛野:すごく親切にフォローしてもらいました。
会社の中身を見直す非常によい機会になりました。
業界外の人に見てもらったことで、
一人よがりになっていたところや
大事な部分を再認識できました。
市川:大変よくしてもらいました。
Q 今後の抱負をお願いします。
波夛野:今回の経営革新計画を着実に実行し、
地元の工務店にしかできない家づくりを
していきたいと思っています。
京都市の京都駅前の展示場もできますので、
そこを拠点に京都における家づくりの
一つのスタンダードにしていきたいですね。
これからも直接施工にこだわり、
施工件数が増えても対応できるように
新卒採用も始め、
人材育成にも力を入れています。
市川:京都産木材を使用したいのですが、
住宅で使用する京都産木材は
林業としても製材業としても
産業として独り立ちできていません。
そこで年間で安定して発注することで、
林業や製材に係る方がそれを事業にできるように
施工件数を増やしたいと思っています。
波多野:原木を切る人や製材メーカー、
ライバルであった工務店10社で手を取り合って
NPOを立ち上げました。
京都市の「平成の京町家」は住宅ローンの金利も優遇されますし、
また、国の「地域型住宅ブランド化事業」が始まり、
今なら100万円の補助金も出るので、
そうした追い風にも乗っていきたいですね。
これからのリヴさん、リヴ一級建築士事務所さんの
ご活躍がさらに楽しみですね。
リヴグループのみなさん
Posted by 知恵ビジ at 10:43│Comments(0)
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