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2012年04月12日

株式会社石川建設

第3回知恵ビジネスプランコンテスト認定事業
http://www.kyo.or.jp/chie/contest/plan.html

「アステープ」を使った新しいオーバーレイ工法の
提案

駐車場や国道、高速道路、駅や空港など、規模の大
小にかかわらずさまざまなアスファルト舗装工事を
手がけてきた。直営施工にこだわり続けることで、
新工法・新機材に対応する技術力を磨き上げ、近年
では一般土木工事などへの多角化も進めている。

高度な技術と品質を追求する経営姿勢は、現場改善
の意識向上につながった。道路などのアスファルト
舗装は数年経つと劣化するため、その表面を補修す
る工事(オーバーレイ)を行わなければならない。

従来のオーバーレイ工法は現場でアスファルト原液
接着剤を加熱して溶かす必要があるため、作業工程
が複雑になるうえ、作業中の火災事故や火傷などの
危険が伴った。

そこで同社は、アスファルト原液接着剤の代わりに、
特殊な粘着テープ「アステープ」を開発。一般の両
面テープと同じように、貼って剥がすという簡易な
作業により、安全で環境に優しく、施工コストの低
減を実現した。

株式会社石川建設

「火気対策」ではなく、従来のアスファルト舗装の
常識を覆す「火気を扱わない」という斬新な発想が、
今回のコンテストにおいて高く評価されたといえる。

今、公共工事の減少などにより、市場を取り巻く環
境は必ずしも良好ではないが、新しいオーバーレイ
工法のメリットが理解されれば、火気の使用が難し
かった工場敷地内の補修など、さまざまな新規用途
の開拓に結びついていくだろう。

株式会社石川建設

すでにいくつかの建設会社や資材会社から問合せが
舞い込むなど、社会的な関心も高まっている。人に
も環境にも優しい新技術で、斯界での地歩固めを狙
う。

<審査委員長の目>

アスファルト補修というニッチなマーケットだが、
他社にない独自の発想・技術として評価できる。施
主に対してこの施工方法の優位性をどう理解しても
らうのか、また、施工実績をどう積み上げていくの
か、今後解決すべき課題といえよう。解決すべき課
題を具体的に整理し、優先順位をつけて着実に実行
していくことが求められる。

<企業概要>
【代表者】石川 英明
【所在地】京都市伏見区深草小久保町303
【事業概要】舗装工事業・土木工事業
【電話番号】075-641-2384
【E-Mail】info@ishikawakensetsu.jp
【URL】http://www.ishikawakensetsu.jp/




Posted by 知恵ビジ at 09:26│Comments(0)
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