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2013年04月08日

Dari K 株式会社

第4回知恵ビジネスプランコンテスト認定事業
http://www.kyo.or.jp/chie/contest/plan.html


カカオを現地発酵・自家焙煎した高級チョコレート
材料の生産と販路開拓

多くのチョコレートは、クーベルチュールと呼ばれ
る画一的な製菓用チョコレート材料に砂糖やバター
などの油脂分と独自の香味素材を加え、成型し直し
て作られるもので、思い思いの味を作り出すことに
限界があった。

しかし同社は、インドネシアの豊かな土壌で育まれ
た良質なカカオ豆に注目し、2011年の創業以来、
カカオ豆本来の風味を活かす焙煎技術を磨き、同社
独自の風味を醸し出すチョコレートを製造し、消費
者の人気を集めてきた。

Dari K 株式会社

今回のプランは、カカオ豆の産地であるインドネシ
アの農村に自社工場を設け、生産農家への栽培指導
やカカオ豆の発酵、更には自家焙煎まで全工程にわ
たって一貫生産できる体制を構築することで、高級
志向のパティシエや製菓メーカーなどの多様なニー
ズに応えるチョコレート材料を提供しようとするも
のである。これまでの自家焙煎だけでなく、収穫後
の現地における発酵のコントロールにもこだわり、
既存のクーベルチュールでは実現できなかったより
多様で繊細な風味づけを可能にしようとしている。
また、その取り組みはインドネシアのカカオ豆を通
した「フェアトレード」の取り組みでもある。

Dari K 株式会社

消費者は新しいチョコレートとの出会いを求めてい
る。同社オリジナル・チョコレートや、同社のチョ
コレート原料から作られる国内外の高級チョコレー
トは風味、素材の安全・安心、健康にこだわるスイ
ーツ市場に大きなインパクトを与えるだろう。チョ
コレートの未知なる魅力が、ビジネスの可能性を広
げていく。


<審査員長の目>
 インドネシアでの工場設立と技術移転による
 カカオ生産者の所得向上・安定と同時に、同
 社が目指す油脂を加えないカロリーや健康面
 で優位に立つチョコ原料の販路拡大を目指し、
 生産国での工場兼研究開発拠点の設立を計画
 している。拠点設立により量的な問題解消の
 ほか、新たな製品の実現を図ろうとしている。


<企業概要>
【代表者】吉野 慶一
【所在地】京都市中京区今新在家西町22-1F
【事業概要】チョコレート・焼菓子・カカオ酒の
      製造販売他
【電話番号】075-803-6456
【URL】www.dari-k.com


Posted by 知恵ビジ at 16:21│Comments(0)
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