2013年06月06日
株式会社広瀬製作所様 「知恵の経営」実践モデル企業認証
チームワークも抜群な広瀬製作所のみなさん
京都商工会議所 知恵産業推進室が支援した
株式会社広瀬製作所(代表取締役・広瀬安行社長)様が
京都府「知恵の経営」実践モデル企業認証を受けられました。
広瀬製作所様は「中小企業IT経営力大賞2013」で
ITコーディネータ協会会長賞を受賞するなどIT活用にも
積極的に取り組む精密板金加工業の会社です。
広瀬社長に、担当経営支援員の 谷口・三木がインタビューしました。
会社概要 ------------------------------------
【会 社 名】 株式会社広瀬製作所
【 創 業 】 1949年
【代 表 者】 代表取締役 広瀬 安行
【事業 内容】 精密板金加工の試作・量産、加工方法等の相談窓口
【所 在 地】 京都市中京区西ノ京西中合町38
【従業 員数】 15人
【Webサイト】 http://www.hirose-kyoto.co.jp/
【Facebook】 https://www.facebook.com/bankin.hirose
製品の端を折り返したR形状が5つある製品
Q 御社の事業について教えて下さい。
広瀬社長:当社は平成13年に金属プレス加工から完全撤退し、
精密板金加工の試作と中小ロットの量産に特化しています。
試作品は一品からでも受け付けています。
主なお客様は中小の開発型ベンチャー企業で、
専用金型が必要な試作品でも、
当社では簡易金型で製作できる強みがあります。
Q 「知恵の経営」にチャレンジされたきっかけを教えて下さい。
広瀬社長:平成23年の知恵ビジネス創出塾に参加したことをきっかけに、
紆余曲折の歴史を振り返ることで、
これまでに積み上げてきた当社の知恵を棚卸ししようと思いました。
お客様には当社をより深く知っていただくためのツールとして、
社内向けには「当社の将来進むべき方向」、
「発展させていく技術は何か」を共有するために作成しました。
Q 御社の知恵はどのようなところから生まれているのですか?
広瀬社長:常に現場改善の意識を持つことで、
新しい技術や発想が生まれます。
月に一度、社員全員が「改善提案書」を提出し、
これはと思うものはどんどん取り入れています。
Q 「知恵の経営」報告書を実際に作成してみてどうでしたか?
広瀬社長:「なぜ今、事業を継続できているのか」について、
創業以来の知恵の積み重ねが
当社の“強み”になっていることに改めて気づきました。
Q 京都商工会議所の支援はいかがでしたか?
広瀬社長:知恵ビジネスコンテストの勉強会をきっかけにご支援をいただくようになりました。
知恵の経営の認定に際しても、
京都商工会議所 知恵産業推進室の三木様や中小企業診断士の先生などに
励まされながら、途中仕事が多忙になったこともありますが、
1年がかりで知恵の経営報告書を書き上げることができました。
その間、いろいろなアドバイスをいただき、
自社の強みについて多くの事を気付かせていただきました。
その他にも補助金の申請や経営上のアドバイスなど多岐にわたり
丁寧なご支援をいただき、大変感謝しております。
自社の「知恵」について語る広瀬社長
広瀬社長、ありがとうございました。
今後とも広瀬製作所様の事業展開が楽しみです。
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★ 京都商工会議所は、経営革新や元気印など
中小企業の皆様の成長発展を後押しする
さまざまな公的認証制度の申請支援等を行っています。
お問い合わせは知恵産業推進室 または お近くの支部まで
→ http://www.kyo.or.jp/kyoto/kyosho/information.html
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Posted by 知恵ビジ at 09:21│Comments(0)
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