2013年12月27日
有限会社富久屋様 「知恵の経営」実践モデル企業に認証
京都商工会議所 知恵産業推進室と洛北支部の支援先である
有限会社富久屋(代表取締役・小林憲正社長)が
京都府「知恵の経営」実践モデル企業に認証されました。
同社は、円町に本社事務所と亀岡に工場を持ち、
楽天やamazonでネット販売も手掛けるお菓子の製造卸小売業です。
今回、小林社長と勝田主任にインタビューしましたので、
ご紹介します。

認証書を手にする小林社長(右)と勝田主任(左)
会社概要
【会社名】 有限会社富久屋
【創 業】 1962年
【代表者】 代表取締役 小林 憲正
【本社所在地】 京都市中京区西ノ京上合町30
【Webサイト】 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/fukuyaky/index.html

中で金魚が泳いでいる「夏通りゃんせ」のパッケージ
Q 「知恵の経営」報告書に取り組んだきっかけについて教えてください。
社長:京都府菓子卸商業組合から、
「会社のいいところを確認できるいい機会になる」と、
「知恵の経営」報告書を教えていただき、
「知恵の経営」実践セミナーに参加しました。
Q 御社の知恵について教えてください。
社長:弊社協力会である「ふくふく会」が
時間の経過とともに勉強会としての意味合いが強くなり、
仕入先メーカーの経営にも貢献できていると、
仕入先メーカーへのアンケートから改めて気づきました。
また、企業規模に比べて全国に広く顧客を有している点も、
セミナーなどに行った時に弱みと言われていましたが、
遠くへ行けば行くほど、
京都のお菓子を待っていただいており、
強みだと確認できました。
Q 御社の知恵はどのように生まれて来たのか教えてください。
社長:弊社は京都の菓子卸売業では後発で、
京都のお菓子を京都で売ることも難しかったため、
地方に営業に行かざるを得ませんでした。
そのおかげで、
全国に販売網を築くことができました。
Q 報告書をまとめていく際に苦労された点はどんなところですか?
社長:これまで私は営業一筋だったこともあり、
会社全体では見えていない部分も多いと気付かされました。
Q 報告書を作成されて良かった点はありますか?
社長:自分自身の富久屋の見方が変わりました。
また、進んでいく方向性も大きく決められました。
自信を持ってできることも増えたと思います。
Q 本所の支援はいかがでしたか?(経営支援員が担当)
社長:ダイレクトに悪いところも指摘してくれて、
本当にありがたかったです。
以前の経営理念も抽象的だと言ってくれました。
また、これまでコンサルタントなどから否定されていた
全国の販売網なども肯定してもらい、
そのうえで今後の方向性を定めることができました。
これまで商工会議所に入っていても、
あまり活用する機会がなかったのですが、
これからはどんどん活用していこうと思います。
Q 今後の抱負をお願いします。
社長:「お客様の喜びを私の喜びに」という経営理念を実現するとともに、
今まで以上に社員一人一人が
お得意先にかわいがってもらえるようにしたいです。
菓子専門店は減少していますが、
異業種も含めて売り先はいくらでもあると信じています。
勝田:お菓子を扱ったことがないお客様に説明したり、
対応するのは大変ですが、
社員の能力向上にもつながると考えています。
Q 最後にこれから報告書を作成される方へのメッセージをお願いします。
社長:「知恵の経営」報告書を作成すると、
自社を否定するのではなく、
肯定的に捉えられるようになります。
会社を理想の形に伸ばしていきたいという会社にはぴったりですよ。

広島菓子博でのスタッフの皆さん
小林社長ありがとうございました。
富久屋さんの今後の新たな展開が楽しみです!
----------------------------------------------
★ 京都商工会議所は、経営革新や元気印など
中小企業の皆様の成長発展を後押しする
さまざまな公的認証制度の申請支援等を行っています。
お問い合わせは知恵産業推進室 または お近くの支部まで
→ http://www.kyo.or.jp/kyoto/kyosho/information.html
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有限会社富久屋(代表取締役・小林憲正社長)が
京都府「知恵の経営」実践モデル企業に認証されました。
同社は、円町に本社事務所と亀岡に工場を持ち、
楽天やamazonでネット販売も手掛けるお菓子の製造卸小売業です。
今回、小林社長と勝田主任にインタビューしましたので、
ご紹介します。
認証書を手にする小林社長(右)と勝田主任(左)
会社概要
【会社名】 有限会社富久屋
【創 業】 1962年
【代表者】 代表取締役 小林 憲正
【本社所在地】 京都市中京区西ノ京上合町30
【Webサイト】 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/fukuyaky/index.html
中で金魚が泳いでいる「夏通りゃんせ」のパッケージ
Q 「知恵の経営」報告書に取り組んだきっかけについて教えてください。
社長:京都府菓子卸商業組合から、
「会社のいいところを確認できるいい機会になる」と、
「知恵の経営」報告書を教えていただき、
「知恵の経営」実践セミナーに参加しました。
Q 御社の知恵について教えてください。
社長:弊社協力会である「ふくふく会」が
時間の経過とともに勉強会としての意味合いが強くなり、
仕入先メーカーの経営にも貢献できていると、
仕入先メーカーへのアンケートから改めて気づきました。
また、企業規模に比べて全国に広く顧客を有している点も、
セミナーなどに行った時に弱みと言われていましたが、
遠くへ行けば行くほど、
京都のお菓子を待っていただいており、
強みだと確認できました。
Q 御社の知恵はどのように生まれて来たのか教えてください。
社長:弊社は京都の菓子卸売業では後発で、
京都のお菓子を京都で売ることも難しかったため、
地方に営業に行かざるを得ませんでした。
そのおかげで、
全国に販売網を築くことができました。
Q 報告書をまとめていく際に苦労された点はどんなところですか?
社長:これまで私は営業一筋だったこともあり、
会社全体では見えていない部分も多いと気付かされました。
Q 報告書を作成されて良かった点はありますか?
社長:自分自身の富久屋の見方が変わりました。
また、進んでいく方向性も大きく決められました。
自信を持ってできることも増えたと思います。
Q 本所の支援はいかがでしたか?(経営支援員が担当)
社長:ダイレクトに悪いところも指摘してくれて、
本当にありがたかったです。
以前の経営理念も抽象的だと言ってくれました。
また、これまでコンサルタントなどから否定されていた
全国の販売網なども肯定してもらい、
そのうえで今後の方向性を定めることができました。
これまで商工会議所に入っていても、
あまり活用する機会がなかったのですが、
これからはどんどん活用していこうと思います。
Q 今後の抱負をお願いします。
社長:「お客様の喜びを私の喜びに」という経営理念を実現するとともに、
今まで以上に社員一人一人が
お得意先にかわいがってもらえるようにしたいです。
菓子専門店は減少していますが、
異業種も含めて売り先はいくらでもあると信じています。
勝田:お菓子を扱ったことがないお客様に説明したり、
対応するのは大変ですが、
社員の能力向上にもつながると考えています。
Q 最後にこれから報告書を作成される方へのメッセージをお願いします。
社長:「知恵の経営」報告書を作成すると、
自社を否定するのではなく、
肯定的に捉えられるようになります。
会社を理想の形に伸ばしていきたいという会社にはぴったりですよ。
広島菓子博でのスタッフの皆さん
小林社長ありがとうございました。
富久屋さんの今後の新たな展開が楽しみです!
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中小企業の皆様の成長発展を後押しする
さまざまな公的認証制度の申請支援等を行っています。
お問い合わせは知恵産業推進室 または お近くの支部まで
→ http://www.kyo.or.jp/kyoto/kyosho/information.html
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Posted by 知恵ビジ at 17:38│Comments(0)
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