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2012年04月20日

有限会社たかせ 「知恵の経営」実践モデル企業に認証

 京都商工会議所 知恵産業推進室・洛北支部の
支援先である有限会社たかせ(代表取締役・高瀬博浩社長)様が
京都府「知恵の経営」実践モデル企業に認証されました。
 たかせさんは丸太町河原町にある自社ビルの
1階で理容「Takase the BARBER」、
2階で美容「Sir Duke」、
3階でエステ「DUKE’S ISLAND」
を展開されています。
 今回は、高瀬社長に支援した知恵産業推進室の谷口支援員と
洛北支部の中島支援員が
インタビューしましたので、ご紹介させていただきます。

会社概要
【会社名】 有限会社たかせ
【創 業】 大正12年
【代表者】 代表取締役 高瀬 博浩
【従業員数】 5名
【事業内容】 理容業・美容業・エステ・関連商品販売
【所在地】 京都市上京区河原町通り丸太町西入ル信富町325 
【Webサイト】 http://www.sefetin.co.jp/



                  カットに入る高瀬社長


Q 「知恵の経営」報告書を作成しようと思ったきっかけは何ですか?

 社内向けには今後の事業展開・方向性の指針を示すとともに、
社員教育のツールにできるのではと思いました。
 同時に、顧客や地域社会に、
弊社が長年培ってきた知恵・技術・商品を体系的に示すことで、
弊社をより知っていただこうというのも作成目的の一つです。


Q 御社の知恵をわかりやすく教えて下さい。

 理・美容・エステを行っていることで
様々な顧客に対応できる相乗効果や技術力、提案力、
自社開発したシャンプー等の独自商品です。
 美容業界では当たり前でも理容業界ではほとんどされていない
顧客カルテや商圏分析、
各種手書きDMなどを理容でも当たり前に行っています。
 また、例えば、ブライダルシェービングは
周りに気兼ねしなくてもいいように
エステのフロアで女性理容師が行います。
 カップルや家族全員でご一緒に来店されるお客様も少なくありません。
 髪を切る技術力は当然のことですが、
シェービングにも一工夫しています。
 日本シェーブマイスター協会認定の弊社シェーブマイスターは、
顧客の肌とヒゲを診断して道具や材料を選び、
肌を痛めないようにシェービングオイルやシェービングクリーム、
スチーマーを使った技術テクニックで、
従来の「ヒゲを剃る」だけでなく
リラクゼーションにまで発展させました。


Q かなり前からオリジナル商品のシャンプーを作られているそうですね。

 自分の子供がアトピーであったことから、
安心・安全を追求し、
約20年前にセフティンシャンプーを開発しました。 
 添加物を抑えて、
肌や頭皮に対しての刺激が少ない界面活性剤を使用しているので、
理美容業界サロン共通の悩みである
社員のシャンプーによる手荒れがほとんどなくなりました。


Q 3つの業態を1か所で提供されているメリットはどんなところですか?

 弊社では、理容・美容・エステを一カ所で手がけているため、
技術的要素と1階・2階・3階の業態的要素を
共有した相乗効果があります。
理美容店において、紹介は手堅い集客方法で、
弊社では男女共紹介していただくことができます。
 理容と美容両方をしているため、
ご家族全員、カップルでのお客様も少なくありません。
 例えば、ご主人が1階で2階に奥様という同時来店や
カップルでの来店、
ご家族で貸し切る使い方もあります。
 ご主人と高校生の娘さんが一緒に来られるサロンは
他にはあまりないのではないでしょうか。


Q 報告書をまとめていく際に苦労された点はどんなところですか?

 内部・自分自身から見た“知恵”と外部から見た“知恵”に
ギャップがありました。
 自社で行っている「当たり前」の事が
“知恵”になっているのに気付かず、
強みを認識するのに手間取りました。


Q 報告書を作成されて良かった点はありますか?

 「京都府知恵の経営実践モデル企業」に認定していただき、
社員に対して説明会を行いましたが、
自社の方向性を明確に示すことができ、
以前にも増して正しく理解してもらえました。
 また、お取引様に対しても、
自信を持って、
弊社の“強み”・“弱み”を端的に説明できるようになりました。


Q 本所の支援はいかがでしたか?(支援員と専門家(中小企業診断士)が担当)

 弊社の強み・弱みを一緒に考えていただき、
言いにくい点も指摘してもらえいましたが、
正直ここまでやってもらえるのかと思いました。(笑)


Q 東日本大震災の被災地支援活動も積極的にされているようですね。

 甚大な被害にあった同業者に対して何ができるかを考え、
メーカーにも協力いただき、
必要な資材として理容イス・はさみ・タオル・薬剤等を提供しました。
 ワゴン車にタンクとボイラーを備えてどこへでも行き、
被災者にシャンプーをしました。
 当時の現地では、
お湯が足りないため洗髪まではできない状態でした。
 お風呂に入るより気持ちいいと喜んでいただき、
精神衛生の面でも貢献でき、
理容業の良さもわかっていただけました。
 京都の散髪屋が応援している事をずっと思っていただくためにも、
継続した活動を続けていきます。


Q 今後の抱負をお願いします。

 やるべきことが明確になり、
“知恵”を活かして、
“経営のものさし”の目標達成し、
百周年に向けて力強く進みます。


Q 最後にこれから報告書を作成される方へのメッセージをお願いします。

 京都がずっと繁栄してきたのは、
見えない点をクローズアップする大切さを理解しているからだと思います。
 「知恵の経営」報告書を作成することで、
自社を見直すきっかけとなり、
将来の方向性、強み・弱みが明確になるので、
是非お勧めしたいと思います。




              チームワーク抜群のスタッフの皆さん


高瀬社長、ありがとうございました。
たかせさんの新たな展開が今後さらに楽しみですね!



Posted by 知恵ビジ at 20:57│Comments(0)
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